ボウリングの初心者の人でも知っている人は多いかもしれませんが、ボウリングのレーンにはレーンを保護するためにオイルが塗られています。
この塗られているオイルの長さや濃淡によって様々なレーンコンディションを作ることができ、難易度が変わってきます。
ということで、今回はレーンについて紹介していきます。
レーンの基礎知識

図のようにレーンの長さや幅には決まりがあり、どこのセンターもすべて同じ長さで作られています。(本来長さはフィートで表記しますが、わかりやすいようにメートルで表記しています。)
赤枠で囲まれているところを「アプローチ」といいます。助走、投球する場所です。
アプローチ内にある点の左側2つは「スタンスドット」「アプローチドット」といいます。
板目5枚ごとに印がついていて、ファールラインから12ftの地点と15ftの地点にあります。
また、図では見えにくくなってしまっていますが、ファールラインの手前にある点を「リリースドット」といいます。これも板目5枚ごとに印がついていて、ボールをリリースした地点を見る際に使用します。
青枠で囲まれているところはレーンのオイルが塗られている場所です。ファールラインを超えるとオイルがあるので投球時はファールラインを超えないように気を付けましょう。
オイルの長さや量はセンターによって様々ですが、大抵は40ft前後(約12m)が多いです。
レーンの中にある▶の印を「エイムスパット」といい、普段は略して「スパット」といいます。
ボールを投げる際の目印として使用します。
レーンコンディション
最初にも書きましたが、レーンにはオイルが塗ってあります。
そのオイルも長さや濃淡に変化をつけることでボールの曲がり始める場所や曲がる角度が変わってきます。また、時間経過によりオイルが乾いたり、ボールを投げることでオイルは削れていったり、伸びていったりするので、投球するラインも変えていかなくてはなりません。
このようなオイルの状況(レーンコンディション)の変化に合わせて、ボールを変えたり、ボールを投げる場所や角度、球速を変えて、ストライクが取れる場所を探すことを「アジャスト」といいます。
レーンコンディションの変化に対応していくことができるようになることでストライクが続くようになっていきます。
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